1.REITとは何か

REITとは、Real Estate Investment Trustの略で、日本語では不動産投資信託と言われたりします。もっとも日本のREITは投資法人ですが(法人税法67条の15)。

REITの要件については内国歳入法で定められており、アメリカ法的にはこの要件を満たすものを一般的にREITと呼びます。Real Estate Investment "Trust"と呼ばれていますが必ずしも信託形態である必要はありません。

2.法的形態

法人形態のものとビジネス・トラスト形態のものがあります。

法人形態の場合には州の会社法が適用されるので、コーポレート・ガバナンスなどはこれに従うこととなります。また、有限責任のメリットもあります。

ビジネス・トラスト形態の場合には、コーポレート・ガバナンスの面で柔軟性が認められます。また、州の税金の観点で有利な場合があるようです。ただし、法人形態と比べて法的な不確実性が高く、有限責任については必ずしも明確ではありません。

3.課税

あとで詳しくまとめますが、REITに対しては、日本と同様にペイスルー型の課税がなされます。
投資家については、基本的に法人に対する持分と同じような課税がされます。