3.開示書類の交付義務

コモディティー・プール・オペレーターは、原則として、潜在的投資家に対して、投資契約(subscription agreement)を提供するのと同時かこれに先立って、開示書類(Disclosure Document)を提供し(CFTC Regulation 4.21(a))、全米先物協会に提出する(Regulation 4.26(d))必要があります。

開示書類に記載すべき内容についてはRegulation 4.24及び4.25に規定がありますが、ざっくりといえば、コモディティ・プールに関する情報、コモディティ・プール・オペレーターに関する情報、コモ ディティ・プール・アドバイザーに関する情報を記載する必要があります。

この開示書類については、コモディティ・プール・オペレーターは、潜在的投資家より開示書類の受領に関するacknowledgementを取得する必要があります(Regulation 4.21(b))。

ただし、ETVについてはノーアクションレターが出されており(上記のアカウント・ステートメントに関するものと同一のレター。)、一定の条件の下、当初のファンド持分の購入者又は認定参加者の公衆に対する販売については、開示書類の交付は不要としています。

4.禁止行為

Regulation 4.20は禁止行為について定めており、ファンド資産の分別管理などを規定しています。

また、Section 6o(1)は、取引所ルール10b-5のように、詐欺的行為などを禁止しています。

5.帳簿書類の作成保存

Regulation 4.23は、帳簿書類の作成保存について定めています。

作成保存すべき帳簿書類には、コモディティ・プール自体に関するものとコモディティ・プール・オペレーターに関するものがあります。これらの書類は、一部の例外を除き、投資家からの閲覧・謄写に供し、又は投資家の費用において投資家に対して写しを送付しなければなりません。

これらの書類は、全米商品先物取引委員会の要請があった場合には、写し又は原本を提出する必要があります(Regulation 1.31)。