2.クリエーション・ユニットの発行

ETF持分のクリエーション・ユニットを購入する認定参加者は、ETFにより特定される資産で構成される購入バスケット(purchase basket)を取得した上で、設定を請求します。

認定参加者は購入バスケットを預託し、クリエーション・ユニットを受領します。

購入バスケットは、ETFのポートフォリオを構成する資産に対応する資産で構成されるのが一般的です。たとえば、あるETFが20行の銀行の普通株式に5%ずつ投資している場合、購入バスケットもその20行の普通株式5%ずつで構成されます。

購入バスケットは、クリエーション・ユニットの純資産額合計と等しい価値を有します。

クリエーション・ユニットの購入後、認定参加者はETF持分を保有し続けることも、流通市場で売却することもできます。

2.クリエーション・ユニットの解約

解約プロセスは、発行プロセスの逆です。

認定参加者は、クリエーション・ユニット数のETF持分を取得し、ETFに対して解約を請求します。

認定参加者は、ETFに対してクリエーション・ユニットを交付し、ETFの特定する資産で構成される解約バスケット(redemption basket)を受領します。解約バスケットは、クリエーション・ユニットの純資産額合計と等しい価値を有します。

解約バスケットとして指定される資産は、購入バスケットとして指定される資産と同じであることが一般的です。

4.現物での設定・解約と現金での設定・解約

ほとんどのETFにおいて、設定・解約は現物ベースで行われます。ETF持分の設定・解約は、特定の有価証券またはその他の資産のバスケットとの交換で行われます。

ただし、ETFによっては、現金をクリエーション・ユニットの対価として許容または指定することができるとしているものもあり、また現金のみで設定・解約 を行っているものもあります。ポートフォリオを構成すべき資産の譲渡可能性が限定されている場合などに現金での設定・解約が選択されます。