1.持分の発行

クローズド・エンド・ファンドは、原則として、その持分を継続的に募集することはありません。最初に決まった量の持分を販売し、それで終わりです。

ただし、これには例外があります。Rule 23c-3は、所定の要件を満たした場合に、一定の期間毎に持分を購入することを許容しており、このようなファンドはインターバル・ファンド(interval fund)と呼ばれていますが、このファンドは、証券法Rule 415(a)(1)(xi)に基づき、継続的に持分を募集することができるとされています。

投資会社法Section 23(a)では、役務提供を対価とする持分発行や、金銭又は有価証券以外の資産を対価とする持分発行は、配当もしくは分配として行われる場合または組織再編に関連する場合を除き、禁止されています。

また、Section 23(b)では、一定の例外を除き、自らの発行する普通株式を現在の純資産額を下回る価格で発行することを禁止しています。

2.持分の再購入

クローズド・エンド・ファンドは、原則として持分を再購入(repurchase)することができません(Section 23(c))。なので、投資家は流通市場で持分を売却することにより投下資本を回収することとなります。

ただし、Section 23(c)には例外が定められており、一定の証券市場での購入や公開買付による購入が認められています。また、同項(3)の委任を受けてRule 23c-1~3にも例外が定められています。

Rule 23c-1は所定の要件を満たした再購入を許容しており、Rule 23c-2はファンドの設立文書に記載した所定の要件を満たす償還(call or redeem)を許容しています。

Rule 23c-3は、所定の要件を満たした場合に、一定の期間毎に持分を購入することを許容しています。このような再購入を行うクローズド・エンド・ファンドは、インターバル・ファンド(interval fund)と呼ばれています。

再購入を行うに当たっては、取引所法の規制も遵守する必要がある点には注意が必要です。