(1) 純資産額

ューチュアル・ファンドの純資産額で書いたのと同様、投資会社がその持分を販売、解約又は買取する場合、「現在の純資産額」(current net asset value)に基づく価格で行うことが求められます(投資会社法Rule 22c-1(a))。

ミューチュアル・ファンドの場合、この計算はかかる申出の後に計算された(next computed)ものである必要がありますが、ユニット・インベストメント・トラストには例外が認められています。

すなわち、ユニット・インベストメント・トラストの持分を流通市場において売却又は再購入するにあたっては、以下の条件を満たした場合、前週の最後の営業日に決定した価格に基づいて翌週に売買を行うというアレンジ許されます。
  • ユニット・インベストメント・トラストがRule 14a-3(b)で定める適格信託証券(eligible trust securities)に投資する事業のみを行うこと
  • 当該売却又は再購入がなされた日にスポンサーが適格評価人から(i)再購入の場合、現在のビッドの価格が前週の最後の営業日に計算された募集側の評価よりも高くない、(ii)再売買の場合、前週の最後の営業日に計算された募集側の評価が現在の募集価格よりも0.5パーセント以上高くない、との意見を受領したこと
その他については基本的にミューチュアル・ファンドと同じです。

(2) コンプライアンス

ミューチュアル・ファンドのコンプライアンスについては、前にまとめましたが、基本的に同じルールがユニット・インベストメント・トラストにも妥当します。

ただし、ユニット・インベストメント・トラストの場合、主たる引受人又は預託者がファンドの方針及び手続き並びにチーフ・コンプライアンス・オフィサーを承認し、年次報告書を受領し、かつチーフ・コンプライアンス・オフィサーの解任を承認する必要があります(Rule 38a-1(b))。