今回は、ユニット・インベストメント・トラストも継続開示義務についてです。ミューチュアル・ファンドの継続開示についてはこちらこちらを参照。

投資会社法Section 30が投資会社の継続開示義務を定めていますが、ユニット・インベストメント・トラストについては投資会社法Rule 30a-1に規定があります。

ユニット・インベストメント・トラストは、年に一度、Form N-SARの様式により、年次報告書を提出する必要があります(ミューチュアル・ファンドは半期に一度)。

ミューチュアル・ファンドの場合、すべてのファンドが持分保有者に対する報告義務を負いますが(Rule 30e-1)、ユニット・インベストメント・トラストは、すべてのファンドが報告義務を負うわけではありません。

すなわち、Rule 30e-2は、ユニット・インベストメント・トラストの資産が、一つのマネジメント・カンパニー(ミューチュアル・ファンドなど。詳しくはこちらを参照。)が発行する有価証券にのみ投資する場合、持分保有者に対して半期に一度以上、マネジメント・カンパニーの報告書に含まれる財務諸表その他の情報を記載したレポートを提供することを義務付けています。

他方、その他のユニット・インベストメント・トラストは報告書の提供義務を負いません。

ただし、実務上、ユニット・インベストメント・トラストの受託者は持分保有者に対して年次報告書を提供するのが一般的のようです。