1.アドミニストレーター

アドミニストレーター(Administrator)は、ファンドによって役割が異なりますが、インベストメント・アドバイザー、カストディアン、トランスファー・エージェントの活動を監視し、必要な情報を取締役に提供したり、記録管理や会計及び投資家サービスなど、トランスファー・エージェントによって行われるサービスを行ったりします。

インベストメント・アドバイザーがアドミニストレーターの役割を兼ねることもあるほか、インベストメント・アドバイザーが引き受けたアドミニストレーターの役割を他者に委託することもあります。

2.トランスファー・エージェント

トランスファー・エージェント(Transfer Agent)は、ファンド持分の発行、移転、買取及び解約並びに持分保有者の口座の開設及び維持管理を主たる任務とします。

ファンドのインベストメント・アドバイザー、カストディアンなどもトランスファー・エージェントの役割を担うこともありえます。

トランスファー・エージェントは、取引所法Section 17Aの規制に服し、登録が必要とされます。

3.カストディアン

カストディアン(Custodian)は、ファンドの資産の保護預かり関係の業務を担当します。この業務には、具体的には、現金及び有価証券の保管やポートフォリオ証券の売買の決済、利子や配当の特定及び収集などが含まれます。

この他、カストディアンは、ポートフォリオ証券のプライシングや1口当たりの純資産額の計算のような会計的な機能も提供することも多いようです。

ミューチュアルファンドのカストディアンとなるためには、投資会社法ルール17f-5の要件を満たす必要があります。一定の資産規模を有する金融機関がカストディアン適格者の典型例です。