ミューチュアル・ファンドの関連当事者で一番大事なのは、インベストメント・アドバイザー(Investment Advisor)です。

1.投資助言者としての役割

インベストメント・アドバイザーの第一の役割として、ファンドに対して投資助言を与える役割が挙げられます。

インベストメント・アドバイザーは、ファンドの全般的なポートフォリオ運用に責任を負います(ただし、サブアドバイザーを任用することもできます。)。原則として、投資判断はインベストメント・アドバイザーに一任され、ファンドの役員や取締役はこの判断に介入することはできません。

登録投資会社のインベストメント・アドバイザーやサブアドバイザーは投資顧問法(Investment Advisers Act of 1940)の下での登録が求められます。

2.スポンサーとしての役割

投資助言に加え、インベストメント・アドバイザーは、ミューチュアル・ファンドのスポンサーとしての役割を担うことが典型的です。

スポンサーの役割というのは、一定のコンセプトのもとでファンドを組成することにあります。具体的には、投資目的、投資方針及び投資戦略の定めたり、州法下でのファンドの組成し、法律上必要な手続き関係(登録、届出)をケアしたり、ファンドの立ち上げ資金(seed capital)を提供したりします。

3.その他のサービス提供

この他にも、インベストメント・アドバイザーは、ファンドにサービスを提供しています。

ファンドによって異なりますが、ポートフォリオ・プライシング・サービスや会計サービス(純資産額の計算を含む。)の他、機関運営関連のサービスを提供したりしています。